世界の幸福度ランキングをご存知ですか?
日本が低いのは聞いた事があるけど・・・という方も多いと思います。
世界幸福度ランキングは国連により発表されます。
⇒ 「世界幸福度報告書」(2016 World Happiness Report
2016年、世界で「最も幸せな国」にはデンマーク、2位には僅差でスイスがランクイン、以下アイスランド、ノルウェー、フィンランドと、上位の多くを北ヨーロッパが占めたということです。
内戦が続くシリアは157ヵ国中156位、
僕らの日本は53位にランクイン、
昨年の46位から順位を7つ下げた結果となりました。
「世界で1番貧しい大統領」と言われたウルグアイのホセ・ムヒカさんはこういいます。
「わたしは日本人に問いたい。日本国民は幸せなのか? 人びとは人として達成感を得ているのだろうか? 人生は短いし、スーパーで多くのものを購入することはできるけど、人生における時間は買えないのだ。今回の日本への旅は観光旅行ではないし、すべての疑問に対する手がかりや答えを得ようとしているわけでもない。そうではなくて、技術的に非常に発展した日本との相互理解を深めるものにしたい。日本社会に、ウルグアイを待ち受けている事柄の、何らかのサインがあるように思うから。日本の人びとがどんなことを感じているかを、知りたいと思うんだ。」
「人はお金持ちになりたいのではなく、他人よりお金持ちでいたいだけだ」
1949年にハーバード大学の経済学者ジェームズ・デューゼンベリーはこういいました。僕はこれを聞いて「なるほど!」と思いました。
日本では当たり前のように水が飲めたり、みなさんのようにネットでブログをみたりすることができます。これらが当たり前になってくると、日常の幸せなことも当たり前だと思ってしまうのです。そして他人と比較すると上には上がいるので永遠に満足できる可能性はないんだなと思いました。
さらにデューゼンベリーによれば、僕らの物欲はその収入に関わらず、周囲の人間と比較して負けないように張り合おうとすることによっても影響を受けるとのことです。
課金ゲームに必要以上にお金を落としたり、見栄えをよくするために他人より高額な服を思いきって買うなどがまさにそうですね。だから収入は増えても人に負けないために消費活動が増えて貯蓄額があがらないんだなと思いましたね。
「人と比較することをやめる」
お金にとらわれなくなるには、まずはここから考えることが重要だと感じました。