仮想通貨で90%以上の暴落を味わった猫のブログ

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2016年夏に仮想通貨を始め、数ヶ月で100000%ほどの暴騰や90%以上の暴落、人類史上最高のバブルを体験しました。急変動しながらも着実に成長しているので今後が楽しみです。

NEMハッキングで話題になったマルチシグって何?リップルやETH等も対応できるの?

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かにたまです。

コインチェックのハッキング事件で普段は聞きなれない「マルチシグ」という言葉がよく出てきました。そこで、本日は「マルチシグ」について書いてみたいと思います。

 

 

マルチシグは複数の鍵を使用して開ける

マルチシグは、正式にはマルチ シグネチャ(multi signature)といいます。

 

マルチ=複数の

シグネチャ=署名

すなわち「複数の署名」となります。

 

仮想通貨での署名は鍵となっています。

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イメージは上図のような感じです。

上は1つの公開鍵に対して、1つの秘密鍵で開く。

この状態は「シングルシグ」という状態です。

 

しかし、この状態は、もし誰かに秘密鍵を盗まれてしまった場合、中を開いて全部奪われてしまいますよね。

 

 

そこで、考えられたのは今回の「マルチシグ」というものです。マルチ=複数のカギということで、その名の通り「複数の鍵」を使わないと開くことができません。

マルチシグを採用することで高いセキュリティのウォレットを構築できます。秘密鍵が盗まれても、別のキーがなければビットコインの送付もできません

 

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そして、マルチシグであれば、1つ鍵を盗まれても残りで署名して盗まれた秘密鍵を公開鍵を使えなくすることができます。ネットワークに接続していない別の場所に複数の鍵を保管することで全ての鍵を盗むことは不可能に近いです。

盗まれる可能性があるとしたら複数の鍵のありかを知っている内部犯くらいでしょうか。大抵は別の場所において保管してありますので盗むのは厳しいでしょう。

 

マルチシグでは、全ての鍵を使わずに開くことも可能です。

例えば、公開鍵を3個登録して、そのうち2つから署名されればオープンできる設定ができます。これを2of3と言います。この設定しておけば、もしも秘密鍵の1つをなくしてしまったとしても残りの2つの鍵で開くことができます。

鍵をなくした場合の保険にもなります。

マルチシグは、セキュリティーを追求した仮想通貨のテクノロジーです。

 

 

現状では、マルチシグを使いにくい仮想通貨も・・・

bitbank.cc

セキュリティ強化のために全てにマルチシグをするべきだ!と思うかもしれませんが、現状の仮想通貨の中には、マルチシグをしにくいという事情もあるようです。

 

詳細は上のビットバンクさんのマルチシグ運用体制を見て頂きたいのですが、例えば、イーサリアム(ETH)アドレスのマルチシグ化は、ビットコインやリップル等と異なり、プロトコルレベルでなくスマートコントラクトを用いて行われるとのことです。

 

news.bitcoin.com

しかし、このスマートコントラクトは、現状の技術では約3.4%ほどのバグが起こっていると研究結果が出てきます。上記事ではスマートコントラクトで100万件中3.4万件のバグがあったと記載されています。

 

www.technologyreview.jp

最近では、セキュリティ研究者がスマート・コントラクトの脆弱性に見当を付け始めた段階ということです。

 

スマートコントラクトは、世の中を変える大きなものとなりそうですが、現状ではまだ問題を抱えており、実生活ではほとんど使われていないのも事実です。今のまま世の中で動かしたらバグで世の中が回ることになり、大きな社会問題になるでしょう。

まだスマートコントラクトを社会で実用化には時間がかかりそうです。

 

現状のスマートコントラクトは一定の割合でバグがありますので、ETHではマルチシグはできないということですね。

これはETHではなく、スマートコントラクト自体に問題があるということです。結局、そのバグのあるスマートコントラクトを使っているETHに問題があるとも言えなくもありませんが、THE DAO事件のようにETHそのものが問題というわけではありません。

 

また、リップルもマルチシグ化するにはリスクがあり、非マルチシグのようです。

 

これらの仮想通貨は、マルチシグ化は出来なくもないが、バグや仕様上でリスクがあるので出来ないという感じですね。

 

ビットバンクさんを見ると、現状ではオフライン、オフライン上の両方にマルチシグが対応しているのはビットコインのみのようです。

 

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ビットコインだけホットウォレットにもマルチシグ対応ができて、他ができないのは何故なのかわかりませんが、上表のように全てがマルチシグに対応できる時代がくると、中央集権の取引所の信頼性もより上がってきそうです。

 

現状では、仮想通貨を購入してガチホなら個人管理のコールドウォレットにできるだけ保管した方が良さそうです。

 


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